長距離ドライバー
長距離ドライバーは文字通り長距離を走って荷物を運送するのが仕事です。仕事の流れはどのようになっているのか、長距離ドライバーに向いているのはどんな人なのかを紹介します。
仕事内容
大量の荷物を長時間かけて配送する仕事です。体力が必要となりますが、その反面、様々な景色を見れるのが長距離ドライバーの魅力です。
1日の仕事の流れ
14:45~23:00:出社・運搬
まず出社したら社員が揃っているか点呼を行い、その後アルコールチェックを行います。もちろん、ドライバーだけでなく車輌のチェックも。不備はないかを確認して異常がなければ、荷物があるセンターに出発します。荷物の量によって変りますが、大阪から関東へなら大体5時間ほど。何度か休憩をはさみながら運転しますが、体力のいるお仕事です。センターに着き、荷物の積み込みが終われば配送先へと出発します。
23:00~23:30:休憩
何時間かに一回休憩をはさみます。途中のサービスエリアに寄ってご飯を食べたりトイレを済ませたり。1回あたり30分ほど休憩して、また出発する、という作業を繰り返します。
23:30~6:00:積み下ろし
その後も休憩をはさみつつ目的地に到着したら、荷物を降ろす作業が待っています。早ければ一時間ほどで終わりますが、かかる時間は荷物の大きさや量によっても大きく左右されます。
6:00~14:00:休憩
休憩が終わったら昼食をとり、帰りに運ぶ荷物を積み込みます。積み終わり次第出発!もちろん、帰りも休憩をはさみながら運転します。適度な休憩は、集中力が切れて事故につながるのを防ぐため重要となります。
14:00~20:00:昼食
休憩が終わったら昼食をとり、帰りに運ぶ荷物を積み込みます。積み終わり次第出発!もちろん、帰りも休憩をはさみながら運転します。適度な休憩は、集中力が切れて事故につながるのを防ぐため重要となります。
20:00~18:00:帰宅
帰りの配送を配り終われば、ようやく仕事完了。大変な仕事ですが、走っている間は何も考えずに済みますし色んな景色が見れます。外の景色を見るのが好きという人には、合っているかもしれません。
長距離ドライバーに向いている人・向いていない人
向いている人
体力や集中力がある人
狭い車内に長時間いるのはストレスになります。時には、煽り運転をしてくる人もいるかもしれません。周りに動じず仕事をこなすには体力や集中力だけでなく、精神力も必要となります。特に渋滞やトラブルに巻き込まれて焦り、スピードを出しすぎて事故に…なんてことになるのだけは避けなければいけません。逆に安全運転でスムーズに配送できれば、ドライブ感覚で楽しめるでしょう。
向いていない人
体力が少ない人
長距離ドライバーに体力が必要な理由として、荷物の積み下ろしがあることが挙げられます。軽いものから重いものまであり、中には一人で運べないものも。体力に自信がない人には不向きです。
平均給与
平成27年の大型トラック運転手の平均月収は34万円、平均年収は436万円。昔は年収1,000万円を稼ぐ人もいたそうですが、現状それだけ稼ぐのはかなり厳しい部分があります。
ただ、自営業でトラック運転手をやっている人の中には年収1,000万円を稼いでいる人もいるとか。トラックや仕事を自分で用意する必要があり、長距離運転もするので大変ですができるだけ稼ぎたい人にはおすすめです。
長距離ドライバーのメリット・デメリット
メリット
地理や渋滞しにくいルートに詳しくなる
長い距離を走る仕事のため、時間通りに配送できるよう荷降地までの最短ルートやあまり混まない道路を把握しておかなればなりません。そうすればより効率的に配送できるようになるうえ、家族や友達と遠出する時に案内役として良いところを見せられます。それに加えて、各地の景色を知れるのも魅力の一つ。ドライブが趣味の人なら、お気に入りのドライブコースを増やせるかもしれません。
様々な地域を見て楽しめる
様々な都道府県を通ることになるため、各地域の景色が見れるといった楽しみがあります。休憩としてサービスエリアに寄った際には、そこで各地の名物を味わうこともできるでしょう。仕事で運転している以上ずっと楽しめるわけではありませんが、休憩時にはちょっとした旅行気分になれます。
デメリット
必然的に長時間労働となる
長距離を走るので、どうしても長時間労働は避けられません。さらには荷物の積み下ろしもあり、忙しい時期には想像以上に労働時間が長くなることがあります。ただ、各地のサービスエリアで休憩が取れるうえ、一定時間の休憩は取らなければならないと法律で決められているので、眠る暇なく働かなくてはいけないわけではありません。しかし、体が心配、定時に帰りたいという人には不向きになります。
実際に働いている人の口コミ
労働時間は長いがその分一人の時間を堪能できる
時間は長いですが、その分一人の時間を持てます やっぱり長時間運転するので体力がいりますし、大変ではあります。ただ、配達は基本的に1人で行っているうえ、色んな所に行けるのが良いところです。余裕を持って運転すれば、各地の名物を堪能できますよ。
緊張感がある反面、達成感も大きくやりがいのある仕事
牛や鶏など家畜を運ぶ生体輸送の直距離大型トラックドライバーをしています。命あるものを運ぶとあってとても緊張感のある仕事です。万が一事故でも起こせば、家畜の命の危険もあるし、歩行者への迷惑は計り知れません。
しかし、それだけに無事に輸送し終えた時の達成感は大きく、とてもやりがいのある仕事です。
女性の長距離ドライバーも増加中
強くてかっこいい女性憧れて女性ドライバーになりました。女性ドライバーは主に近距離や中距離が多いそうですが、私は独身だし、できるだけ稼ぎたいと思い、収入の良い長距離ドライバーを選びました。
身長が小さいのですが、大型トラックでも特に運転しづらいことはありません。最近は女性の長距離ドライバーも増えてきて仲間ができて嬉しいです。
達成感が大きいこの仕事で過酷な道を乗り越えて夢を叶えたい
フリーターをしているとき、引越しのアルバイト先で知り合ったドライバーの方に声をかけてもらって就職。ドライバーは未経験でしたが、普通免許があれば大丈夫と言われて長距離ドライバーになりました。
初めての長距離は岩手までだったのですが、真冬で雪は降ってるし、チェーンを2回も付け替えたりとくじけそうでした。しかしその分やり遂げた時の達成感はかなりのもので、お陰でそのあとの仕事は辛く感じませんでした。今では東北方面を週二、三回往復しますがすっかり慣れました。夢は海外移住!安全運転でがっつり稼ぎたいと思います。
長距離ドライバーと委託ドライバーどっちがいい?
長距離ドライバーは一人で配送するので、人付き合いが苦手な人に向いている仕事です。しかし、それ相応の体力や集中力が必要となるうえ、忙しい時期はさらに労働時間が延びる可能性も。そういった状況で働くのが厳しいという人は、長距離ドライバーよりも配送距離が短い委託ドライバーを選択するのが良いかもしれません。
ガッチリ
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その1 - 自分が働きたい時間帯と仕事量を選ぶことができる
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タウンサービスの魅力は?
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※国土交通省「宅配便等取扱個数の調査及び集計方法」をもとに算出
※調査日時2017年7月