廃棄物収集ドライバー
家庭用のゴミだけでなく、企業が出すゴミを回収する収集ドライバーは体力のいる大変な仕事です。仕事の流れや平均年収はどうなっているのか、どんなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。
仕事内容
廃棄物収集ドライバーは様々なごみを回収するという役割を持つ仕事。朝早い時間から始まるの場合が多いのが特徴です。時間通りの回収をしなければならないため、余裕を持った行動が必要になります。
1日の仕事の流れ
3:00~7:00:出社・勤務開始
まだほとんどの人が寝ているだろう時間から出社。地域にもよりますが、大抵は朝早い時間から収集を始めます。朝礼が終わり次第、割り振られている担当エリアに2人1組で出発。収集するゴミは勤めている会社にもよりますが、企業が出す産業廃棄物を回収することもあります。
収集途中でゴミが満杯になったら、クリーンセンターへ向かい一度ごみを排出。そしてまた担当エリアへ向かい収集を再開します。担当エリアとクリーンセンターを1日3~4往復することも。
7:00~8:00:休憩
一度会社へ戻り、休憩をはさみます。体力を使う仕事のためここでしっかり休みをとるのが大切です。
8:00~11:00:再スタート
休憩が終われば収集を再開。すべてのごみを回収し終わったら、収集し忘れがないかもう一度担当エリア内を確認してます。収集し忘れがあればクレームにつながる可能性があるうえ、取りに行くのに時間を消費するため念入りに。
11:00~12:00:分別
収集が終わったら会社へ戻り、他の従業員と一緒に分別します。分別されていないごみが多いとその分時間がかかることもあります。
12:00:帰宅
分別が終わればその日の仕事は終了。朝早く起きるのは大変ですが、昼頃には仕事が終わります。
廃棄物収集ドライバーに向いている人・向いていない人
向いている人
体力があり、早起きができる人
ごみを収集する際に体力を使うから、まず体力のある人でなければ厳しいです。早起きもしなければならないうえに、ごみを出す住民や取引先の企業に挨拶したりする必要があることも。だからこそ、朝早く起きれたりある程度社交的だったりするほうが収集ドライバーに向いています。
向いていない人
体調管理が苦手、クリエイティブな仕事をしたい人
収集ドライバーは雨の日でも働かなければいけません。自分の体調管理をしっかりできなければ、収集ドライバーを続けるのは難しいです。そして何より、何かを考えながらやる必要ありません。だからこそ、クリエイティブな仕事をしたい人には不向き。逆に頭を使うのが苦手で、決められた作業を黙々と進めていきたい人には向いている仕事です。
平均給与
平均の月収は24万円。年齢によっても給与は変動しますが、平均年収はだいたい300~500万円です。中には月収40万円のところもありますだが、これは収集ドライバー歴が長く自治体に直接雇用されているケースの一例なので、これから目指したい方には当てはまらないかもしれません。
東京のように人口が多いところのほうが、給料が高く20代のドライバーでも、平均年収600万を超えているというデータがあります。さらに10年以上の勤務で、年収1,000万円を超えることもあるとか。しかし、人口が多い分勤務時間が長い場合があるので要注意。午前中で収集が終われない可能性も高いので、他の地域と比べて労働状況は厳しくなるのもしれません。
廃棄物収集ドライバーのメリット・デメリット
メリット
定時で仕事が終わる
収集ドライバーは定時で帰れることが多い仕事です。朝早く起きる分、仕事も早めに終えることができるのが特徴。もちろん地域によって差はありますが、人口が多いところでなければそこまで時間に差はありません。午後は自分の趣味などに時間を使うことができます。
収入が高い
定時で帰れるうえ、月収が20万円を超えるのが収集ドライバーの強み。長く勤めていれば昇給でさらに多くの収入を稼げるようになるので、多少きつくても稼ぎたい人にとっては理想的な仕事ではないでしょうか。
デメリット
臭いが気になる
収集ドライバーの最大の難点は、やはり臭い。ゴミを扱う仕事なので、潔癖症の方には不向きです。仕事を続けるにつれて慣れてくるかもしれませんが、収集途中に周りから嫌な目で見られることも少なくありません。ただ、ごみ収集の際はゴミ袋に入っているものを回収するので、臭いはあまり移らないといった話もあります。どうしても気になる人はシャワーを完備している会社を選ぶと良いかもしれません。
実際に働いている人の口コミ
やっぱり体力を使う仕事です
重たいものを回収することはないのですが、色んな所をまわるので体力は必要です。臭いもありますし、ゴミ袋から液体が出てきているものもあります。そういったことに抵抗がないなら、力のない人でもできる仕事ですかね。仕事内容も単純なので、知識がなくても挑戦できます。
廃棄物収集ドライバーと委託ドライバーどっちがいい?
収集ドライバーは比較的料金が高めの仕事です。勤務先にもよりますが、20代でも稼げるケースもあるのが利点。必要な資格も自動車免許のみです。ただし、ごみを扱う以上臭いに慣れないうちは大変な仕事でもあります。2人1組でやる際はコミュニケーションが必要となるので、人付き合いが苦手な人には不向きかもしれません。
臭いが付くのが嫌だ、1人で仕事をしたいという人は委託ドライバーがおすすめ。ひたすら荷物を運ぶハードな仕事ですが、収集ドライバーと同じく免許があればできるうえ、年収700万以上稼ぐチャンスもあります。
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